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キングコング
今年から、よしもとファンダンゴTVで
M1の予選の2回戦、3回戦が、
事務所の事情で流せない芸人を除いて、
ほぼオンエアされました。
しかし、準決勝は流されない。
3回戦全部流すより、コンパクトにできるし、
やりやすいはずなのに。
そして、誰が審査するのかもよくわからない。
ここが、M1の最大の問題点だと思います。
胡散臭さの象徴というか。
まあ、吉本がやってることとわかっているので、
不透明さがあるのは当然ですけど、
ここまであからさまにしなくても、と思います。
実力的に今回の決勝進出組が、
準決勝の上位8組と一致するとはとても思えない。
何らかの意図が作用していると思います。
しかし今年の場合、なぜだか敗者復活には
その力が及ばなかったんですね。
敗者復活でも、ここ3年間、
吉本の芸人が上がってきてるので、
そういう目もないと思ってましたが、意外でした。
あがってしまいさえすれば、準決勝とは違い、
自分の名前を出して審査をやっている人間は
そう簡単に面白いものを捻じ曲げるわけにはいかない。
(中田カウスは除く)
結果、サンドウィッチマンにいれざるをえず、
優勝となったわけです。
ちなみに今田にさんざん突っ込まれてたネタ数ですが、
準決勝はわかりませんが、
3回戦ではタバコ禁止区域のネタ。
2回戦ではファストフード店のネタやってます。
もちろんほかにネタないわけないですよね。

それはそうと、ボクは、
「はねるのトびら」はゴールデン進出後、ほとんど見てないし、
これだけバラエティ番組見捲ってる割に、
キングコングって接点ほとんどなかった。
そのボクが、昨日からキングコングのことばかり考えてます。
それくらいショッキングだったんですね。
あれがウケてるということが。

若手芸人が出てくる番組とか、しょっちゅう見てて、
人が面白いと思わないものを
面白いと感じることはよくあるんですけど、
みんなが面白いと言ってるのにそう感じないというケースは、
エンタのあるあるに合わせてフレーズを繰り返す芸人の一群を除けば、
ほとんどないと思います。
同時期に出てきた、ドランクドラゴン、インパルス、
ロバートの面白さはわかるし、
で、北陽は一般的にもそんなに面白いとされてないから省いといて、
キングコングだけはわからない。
その状態は2001年M1のときから、
結局今回も解消されなかった。
いや、上手だとは思うんですよ。
たとえば、自分が芸人を目指していたとして、
あんな漫才をしようとしたら、大変。
ものすごく練習しないといけないし、力量も必要。
だから、尊敬する、というのはわかるんです。
でも、客の目で見て、おもしろいとはどうしても思えない。

松本人志が「俺の笑いがわかるにはお笑い的教養が必要」
見たいな事をかつて言ってましたよね。
ボクもそういう考え方には賛成で、
ギャグというのは知識が増えれば増えるほど、
幅広くなり、面白く思うことが増えていくと思います。
元ネタがわかるとさらに面白く感じたり、
裏の人間関係がわかると面白く感じたり、
出てくる、天丼とかノリつっこみみたいなお笑い専門用語も
わかるとわからないとでは、理解度が違ってくる。
そういう考え方からすると、キングコングの漫才には
ボクがわからないなにか面白い点が
あるんじゃないか、という考え方も成り立つわけです。
考えても思いつきませんが。

巨人のいう「今までの漫才を突き詰めていったもの」というのは
よくわかるんです。でも、なぜそれが面白くないのか。
やすきよの漫才をそのままパクったもののほうが
どう考えてもおもしろい。
カウスのいう「ラップみたいな感じやね」にヒントがあるんじゃないでしょうか?
ボクも音楽的な印象は受けました。BGMというか。
それはすっと入ってきて、何も引っかからないという意味で。
意外なことやショッキングなことなど、
インパクトあるところが笑いにつながると思うんですけど、
すべてが滑らかに進みすぎて、フックがないので、
最後まで気持ちよく聞いてしまって、もう終わり?という。
聞き流してしまうんですね。笑いどころがわからない。

あと、最初のつかみがベタ。そして次もベタ。
とジャブのように繰り出してくるんですけど、
大きいパンチがないんですよ。
常にジャブばかり。タメがないからそうなるんでしょうけど。
ネタの新鮮味ははっきりいってない。
でもそれを敢えてギャグにしてる風でもないし。

速さとテンポ(といってもワンテンポですが)が図抜けているということ。
それをオリジナリティと捉えれば確かにそのとおり。
やってることは高度かもしれないけど、
センスはあまり感じない。
M1のときのコメントで、
西野が「これでだめだったらもうやることないです」みたいなこと言って、
梶原が「そんなことないですけど」と即座に否定してたんだけど、
梶原にはうすうすそのことが見えてるんじゃないかな。
今までのキングコングのネタはたぶん西野がリードしてたから、
上記のような発言になったんじゃないかなと思います。
西野のめざすほうこうは、体操で言えば規定演技。
でも、漫才って自由演技じゃないですか?
うまい! といわれるより、面白いと言われたいんじゃないですか?
真面目で、いつも真剣で全力投球。
でも、漫才って遊びが多くていい加減なもの。
という風に計算して、実はしっかり作っているというのが
プロの技じゃないですか。
キングコングのような、いかにもがんばってる感ありありの漫才は
見てるこっちも疲れちゃうのかな。
こっちももっと若くて体力あればそれに対抗していけるのかな。
などと…。

それにしても、紳助の「2001年のときは甘すぎた」という発言。
昨日上げた巨人の発言。
さらに、キングコングだけ、なぜか予選の様子が
放送されなかった点。
キングコングって、吉本の中で、
なんか異常に気を遣われてる感じがしますね。

いやあ、キングコングについてこんなに考えるとは
思わなかった。
ひょっとして好きなのか?
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