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コント風漫才と突っ込み


まだまだM1について考えています。
いろんな人のブログを見ていた中に、
キングコングのはコント、って文がありました。
元々、漫才って、いとしこいしみたいに、
自分たちの話として、語るというスタイルだったと思います。
人生幸朗・生恵幸子とか。
その後の、中田カウス・ボタンも、阪神巨人もそうですね。

で、コントはコントで、くっきり分かれていました。
古くはてんぷくトリオ、
代表的なのはコント55号、
ポール牧のいたラッキー7とかもいましたね。
かれらの場合は、ネタのスタート時から、
なにかのキャラクターを演じているということで
扮装して出てくるのが常でしたね。

東京にてんやわんや、関西にチャンバラトリオとかいましたが、
それは例外的存在で、
関西がしゃべくり漫才、関東がコントという印象でした。

漫才ブームのときは、
セントルイスにしても、ツービートにしても、
B&Bにしても、のりおよしおにしても、しゃべくり漫才。
つまり、何かを演じるわけではなく、
本人としてしゃべってました。
漫才で入って途中からコントっぽくなるというネタを
ボクが初めて見たのは、やすしきよしだったんじゃないかな?
一番印象に残ってるのは、2人で消防士に扮して
消火活動に当たるっていうネタ。
「ウーウーカンカンウーカンカン」って
横山やすしが言ってたのをよく覚えてます。
ダウンタウンの有名な誘拐ネタとかもそうですよね。
紳助竜助は演じてはいるんだけども、
自分たちのキャラそのままだったんで、
微妙なとこかな?

で、途中からコントに入るというパターンだと、
最初っからコントのときと違って、
扮装できないし、小道具も使いにくい。
つまり、ないものをあるように見せる、
落語のようなテクニックが必要になります。
まあ、演技力でしょうか。

さて、今回のM1で、こういう途中からコントパターンの
ネタをやる組は、と見渡すと、
トータルテンボス、千鳥、キングコング、ハリセンボン、
ダイアン、サンドウィッチマンと6組。実に多い。
いつのまにこんなことになったのかなあ?
その逆のしゃべくり漫才、いわば本格派漫才といえるのは
POISON GIRL BAND、ザブングルの2組。
どっちにも入れにくいのが笑い飯でしょうか。
ポイズンとザブングルが本格派って…。
でも、漫才の形式としてはそうです。

で、このコント形式の中で、キングコングの漫才は
ダントツにイメージさせる小道具などの数が多い。
ほかのコンビのネタは途中で、
しゃべりだけで成立する箇所が結構あったり、
ひとりが長めにしゃべったりするところがあるんだけど、
キングコングのネタはモノが媒介するギャグがやたら多い。
だから当然伝わりにくいんですよ。
想像しなければいけない部分が多いから、
客によって取りかたは様々だし。

そしてもう一度M1を見てみて、改めて気づいたことがあります。
それは突っ込みのバリエーションです。
例えば、トータルテンボスなら、藤田が、
普通に強く突っ込むこともあれば、
変な声で突っ込んだり、
変な言い回しで突っ込んだり。
ハリセンボンの場合は、
近藤が、一回自分のところに持ってきて、
ゆっくり長く突っ込んだりして。
サンドウィッチマンは、突っ込みが一言付け加えたり、
突っ込むタイミングをいろいろ変えたり。
みんないろんなパターンでの突っ込みを繰り出して、
ボケで意外な発想見せたあとに
突っ込みでもうひと笑い付け加えられる。
キングコングの場合、スピードに命を懸けてるせいか、
つっこみが常に最短距離。短くポン!というパターンで、
まあ、ワンパターンなんですよ。
それが、「フックがない」という印象につながるのかな。

それで気づいたのは、ハリセンボンって、
変なキャラの近藤のほうが突っ込みなんですよね。
まあ、2人とも変なキャラだからなのかもしれないけど、
普通、変キャラってボケにまわるでしょ。
ザブングルみたいに。
それを近藤が突っ込んでいるってところが、
ハリセンボンの面白いところなのかもと思ったり。

また、いろいろと考えしてしまった。
なんの得にもならないのにねえ…。
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